今回の主人公は細川興秋です。 興秋は、熊本城主細川忠利の兄、もちろん細川ガラシャの子、本当なら細川忠興の跡取りとしては忠利よりも上位。けれども若くして果てたといわれる。 興秋の死に関して諸説のストーリーがあって、歴史の面白さや悲哀を感じてし…
前回、小倉の加賀山隼人の殉教について投稿しました。 今回の主人公は、パルタザル加賀山半左衛門。隼人の親戚で、隼人と同じ日に大分で殉教した。 「親戚」と書いたのは、ある本は「いとこ」といい、でもあるサイトには「義理の兄弟」とあった。どっちかな…
この物語の主人公はディエゴ加賀山隼人。 前回投稿した熊本殉教一家、小笠原みやのお父さんである。 物語の始まりは1600年、関ヶ原の戦いで功績をあげた細川忠興が、大阪から九州へと移封してからのこと。 けれども少しさかのぼってみると。。。 1566年、加…
1635年、小笠原玄也・みや一家は座敷牢での50日間、殉教に向かい静かに身の回り、遺品の整理をし、お世話になった人々への手紙を書いた。 玄也9通、みや4通、子のまり1通、くり1通(全15通)それを、 みやの従兄弟の家老・加賀山主馬可政(かがやま しゅめよし…
熊本市内に行く用事があった。でもその日はなるべく早く用を済ませ、どうしても行きたい所があった。 JR熊本駅西口に、花岡山という小さな山がある。山頂への道は車一台がなんとか通れるかなぁという細道。その中腹にひっそりたつ小笠原玄也・みや一家(9人…
私が初めて九州上陸!!をしたのは8年前。 その時は、まさか自分がこの地に暮らすようになろうとは想像もしていませんでした。 福岡で娘達と博多ラーメン食べて、そのままレンタカーで高速にのり、楽しみだったハウステンボスへ。 そして長崎はやはり外せま…
熊本で暮らして6年目、家を出ると天気のいい日は遥か彼方に阿蘇山中岳の立ち昇る噴煙が見えるんです。色々あった6年ですが、あと4ヶ月で引越し。この景色との別れは寂しいな。 私はプロテスタント系のクリスチャン、ここ九州に住んで、初めて知ったこと、…